行徳可動橋
1.設置場所 千葉県市川市行徳地先(江戸川河口より上流約3.2km
2.工 期 昭和25年(1950)12月〜昭和32年(1957)3月
3.役 割 江戸川水閘門と密接に関連して平常時塩分遡上を防止するとともに、洪水時 堰上流の水位が一定水位以上になった場合ゲートを開放し、江戸川の洪水を 安全に流下させます。また平常時通水扉を通じて堰下流の必要な用水を放流 できるようにします。
4.施設概要 ゲート 鋼製鋲接ローリングゲート 純経間30m 扉高4.5m×3門(ドラム経 3.5m)捲上機60HP1基ずつ(昇降速度30p/min)
管理橋 合成鋼桁橋 長さ422.35m 有効幅員6m(県道との兼用橋梁)
5.そ の 他
翼壁は水流の乱れを減少させ、計画低水路幅員にすりつけるため、放物線形 状となっています。高水敷は在来の固定堰を利用し、コンクリートブロックで補強 しています。また、昭和50年〜52年には地盤沈下による潮止め機能の低下に 対処するかめ、ゲートの上に50pの継足改造を行っています。